2024-04-09 カラフトマス サケ目 サケ科 カラフトマス【樺太鱒】 分類:サケ目サケ科タイヘイヨウサケ属 分布:岩手県以北、新潟以北、北太平洋、ベーリング海、オホーツク海 特徴:全長40~60cm。背面や尾鰭、脂鰭に黒い斑点がある。尾鰭には黒い縁取りがなく、黒い斑点が散らばる。稚魚は、パーマークがなく、背部が青緑色で体側は銀色、ほっそりとした体形をしている。繁殖期には、雄のみ背中が隆起する。そのため別名背張鱒と呼ばれる。地方名、青マス、セッパリマス 撮影日.2023年4月23日
2024-04-09 ヒラタブンブク ブンブク目 ヒラタブンブク科 ヒラタブンブク【平分福】 分類:ブンブク目ヒラタブンブク科ヒラタブンブク属 分布:浅海の砂泥底。本州北部以南。 特徴:5cm前後。殻は低く細長い。背面は前部が高く後部にかけて低くなっている。体を覆う短い棘とは別に、背面に数本縞模様の細長い棘がある。 撮影日.2023年3月30日
2024-03-27 キンチャクダイ(幼魚) スズキ目 キンチャクダイ科 キンチャクダイ【巾着鯛】 分類:スズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科キンチャクダイ属 分布:温帯地域の浅海の岩礁域。相模以南。台湾、中国。 特徴:19cm前後になる。体高があり側偏する。体側に青色の縦筋が多数ある。胸鰭、尾鰭、腹鰭は黄色。幼魚には黄色横帯が1本ある。鱗が紙やすり状になっている。 撮影日.2022年12月28日
2024-03-16 カゴカキダイ スズキ目 カゴカキダイ科 カゴカキダイ【駕籠担鯛】 分類:スズキ目スズキ亜目カゴカキダイ科カゴカキダイ属 分布:浅い岩礁域。青森から九州南岸までの各地沿岸(大阪湾は幼魚のみ、瀬戸内海は伊予灘のみ)、琉球列島。 特徴:20cm前後になる。体高は高く強く側偏し、左右の鰓膜は癒合する。体側5本の黒く縦斜めの帯があり、1番下の帯は目を通り吻に繋がっているように見える。 撮影日.2022年12月17日
2024-03-16 キントキダイ? スズキ目 キントキダイ科 未同定 キントキダイ【金時鯛】 分類:スズキ目スズキ亜目キントキダイ科キントキダイ属 分布:水深30~100m前後の砂泥底。相模湾〜九州までの太平洋沿岸、新潟県以南の日本海沿岸、琉球列島。 特徴:体長25cmほど。体色はうすい赤色で、背鰭・臀鰭・腹鰭の鰭膜に黄色斑がある。側線有孔鱗数は66-83枚。ウスベニキントキやアカネキントキに似るが、この2種は鰭膜の黄色斑がない。本種は最大の体高が肛門付近に対し、ウスベニキントキは頭部後方である。 撮影日.2202年12月13日
2023-11-03 メナダ ボラ目 ボラ科 メナダ【目奈陀】 分類:ボラ目ボラ科メナダ属 分布:九州以北の国内、中国、朝鮮半島 特徴:ボラに似るが頭がボラより平たく、目が赤いこと、ボラより大きく成長する(体長100cm)。脂瞼はボラほど発達しておらず、体側の鱗の基部に黒点がある。産卵期は10月。地方名アカメ(赤目)、シュクチ、ヒクチ(朱口、緋口) 脂瞼が発達していない。 撮影日.2022年12月3日
2023-11-03 ボラ ボラ目 ボラ科 ボラ【鯔】 分類:ボラ目ボラ科ボラ属 分布:ほぼ全世界の熱帯・温帯の海域、河川汽水域、淡水域 特徴:50cm前後になる。体は細長い。頭部が平たく、口は小さい。目に脂瞼(脂肪の膜)がある。背鰭1~3棘の根元は接する。低層に沈積した微生物や藻、原生動物、有機性のデトリタスなどを食べる。卵巣はカラスミの原料。出世魚でハク(稚魚)、オボコ・スバシリ(10cm程度)、イナ(10~25cm)、ボラ(30~50cm)、トド(50cm)となる。 脂瞼がわかる 撮影日.2022年12月3日