雑魚という魚はいない

マイナーな魚にも名前がある。自分が忘れた時の備忘録。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

メナダ

メナダ【目奈陀】 分類:ボラ目ボラ科メナダ属 分布:九州以北の国内、中国、朝鮮半島 特徴:ボラに似るが頭がボラより平たく、目が赤いこと、ボラより大きく成長する(体長100cm)。脂瞼はボラほど発達しておらず、体側の鱗の基部に黒点がある。産卵期は10月…

ボラ

ボラ【鯔】 分類:ボラ目ボラ科ボラ属 分布:ほぼ全世界の熱帯・温帯の海域、河川汽水域、淡水域 特徴:50cm前後になる。体は細長い。頭部が平たく、口は小さい。目に脂瞼(脂肪の膜)がある。背鰭1~3棘の根元は接する。低層に沈積した微生物や藻、原生動物、有…

カンパチ?ヒラマサ?

【】 分類:目科属 分布: 特徴:2種の特徴が混在するため間の子ではないか考える。 撮影日.2022年12月1日 別個体.撮影.2023年10月27日 上はカンパチ、下は不明個体 左カンパチ、右上不明個体、右下ヒラマサ

ホシフグ

ホシフグ【星河豚】 分類:フグ目フグ亜目フグ科モヨウフグ属 分布:青森〜九州南岸の日本海、東シナ海、太平洋沿岸、水深100〜400m 特徴:体長35cm前後になる。黒紫色の紡錘形で全体に水玉状の白い斑紋がある。背鰭軟条数は14。背部と腹部に小棘がある。近…

ネンブツダイ(幼魚)

ネンブツダイ【念仏鯛】 分類:スズキ目テンジクダイ科スジイシモチ属 分布:青森〜九州の太平洋側、山形〜九州の日本海側、温帯域の岩礁帯 特徴:体長10cm前後。体色は赤みを帯び、腹部は黄色っぽい。頭部と体側上方に黒色細縦帯がある。一本は眼を通り、鰓…

ウミタナゴ

ウミタナゴ【海鱮】 分類:スズキ目ウミタナゴ科ウミタナゴ属 分布:沖縄を除く日本近海、海藻のある浅い岩礁域 特徴:25cm前後。前鰓蓋骨の前方下、後方隅に黒い斑紋がある(マタナゴは前鰓蓋骨後方隅に暗色の三日月型斑がある。ときどき前下方にも暗色斑の…

サビハゼ

サビハゼ【錆鯊】 分類:スズキ目ハゼ科サビハゼ属 分布:東北地方〜九州。浅海の砂泥底 特徴:体長10cm。頭部腹面に多数の白いヒゲがあり、体側中央に不定形な黒色斑が縦列する。第一背鰭の前方と後方に黒色斑がある。幼魚のころまでは遊泳生活をし、成魚に…

クマサカフグ

クマサカフグ【熊坂河豚】 分類:フグ目フグ科サバフグ属 分布:北海道以南、西日本に多い 特徴:体長50cm前後。やや細長くやや側偏する。腹面に棘がある。胸鰭上部は黒く、下の方は白い(ほぼ全体が黒い個体もいる)。尾鰭下葉は上葉より長い。腹部に黒く丸い…

ミノカサゴ

ミノカサゴ【蓑笠子】 分類:スズキ目カサゴ亜目フサカサゴ科ミノカサゴ亜科ミノカサゴ属 分布:暖かい地域の浅い岩礁域 特徴:25cm前後になる。背鰭、腹鰭、臀鰭の棘は鋭く毒がある。胸鰭、背鰭、臀鰭などが非常に大きい。胸鰭は全て分岐しない。胸鰭軟条の…