ウミタナゴ【海鱮】
分布:沖縄を除く日本近海、海藻のある浅い岩礁域
特徴:25cm前後。前鰓蓋骨の前方下、後方隅に黒い斑紋がある(マタナゴは前鰓蓋骨後方隅に暗色の三日月型斑がある。ときどき前下方にも暗色斑のあることがある)。背鰭棘条部の黒帯は縁辺を縁取るもの、縁取らないものがある。臀鰭基底に黒線が存在しない、等で判別する。
背鰭棘条数がやや多い(10または11)対してマタナゴは普通9または10。
背鰭軟条数がやや多く最頻値20。対してマタナゴは最頻値21。卵胎生で春から夏に仔魚を産む。雄の腹鰭の前に交尾用の突起がある。
撮影日.2022年11月15日