雑魚という魚はいない

マイナーな魚にも名前がある。自分が忘れた時の備忘録。

2022-08-09から1日間の記事一覧

クエ

クエ【九絵】 分類:スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科アカハタ属 分布:青森県、新潟県佐渡以南の日本海岸、千葉県、相模湾〜沖縄県までの太平洋岸。 特徴:体長80cmを超え、1mを超えることもある。マハタによく似ているが、マハタよりも体は細い。体側の帯…

クマエビ

クマエビ【隈蝦】 分類:十脚目根鰓亜目クルマエビ科ウシエビ属 分布:富山湾・千葉県房総半島以南。 特徴:クルマエビ科ウシエビ属のやや大型のエビで、メスの方が少し大きくなる傾向があり、大きいものだと体長23cm100gを超える。体の形はクルマエビと似た…

ナンヨウカイワリ

ナンヨウカイワリ【南洋貝割】 分類:スズキ目スズキ亜目アジ科ナンヨウカイワリ属 分布:新潟県佐渡〜長崎県の日本海。 特徴:体長55cm前後になる。側扁し、体は銀色っぽく、吻端から体側背部は青緑色を帯びる。生時、第二背鰭や臀鰭、尾鰭は青い。体側に黄…

トゲヨウジ

トゲヨウジ【棘楊枝】 分類:トゲウオ目ヨウジウオ科トゲヨウジ属 分布:八丈島、茨城県〜九州までこ太平洋岸、山口県日本海岸、琉球列島。 特徴:吻は長く、側扁する。尾部は長くて、尾鰭がなく先端がやや巻き込まれる。躯幹部と尾部の上隆起線は連続し、腹…

トカゲエソ

トカゲエソ【蜥蜴鱛】 分類:ヒメ目エソ亜目エソ科マエソ属 分布:青森県〜九州南岸の各地沿岸。浅海〜やや深みの砂泥底にすむ。 特徴:体長50cmを超える。脂瞼があり、胸鰭は小さく腹鰭の先端に届かない。側線鱗数が59〜65枚である。 撮影日.2020年8月23日

ワニエソ(推定)

ワニエソ【鰐鱛】 分類:ヒメ目エソ亜目エソ科マエソ属 分布:南日本。インド・西太平洋域。浅海〜やや深みの砂泥底にすむ。 特徴:エソ科魚類は表徴形質に乏しく同定が難しい分類群のひとつ。尾鰭下縁が黒い。胸鰭は腹鰭先端に届く。 本種はマエソやクロエソ…

アイブリ(幼魚)

アイブリ【合鰤】 分類:スズキ目スズキ亜目アジ科アイブリ属 分布:茨城県・新潟県〜九州南岸、沖縄島、東シナ海。 特徴:体長50cm前後。ブリという名前があるがブリ属ではなく本種のみを含むアイブリ属の魚である。吻は丸い。体側には暗色の横帯があるが成…

アオハタ

アオハタ【青旗】 分類:スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科ハタ族アカハタ属 分布:千葉県・山形県〜鹿児島県。温帯のハタで日本海側でも多くみられる。 特徴:体長40cmまででハタ科としてはやや小型種。ずんぐりして、あまり側扁しない。体側には明瞭な5本…

マハタ

マハタ【真旗】 分類:スズキ目スズキ亜目ハタ科ハタ亜科ハタ族マハタ属 分布:北海道南部以南、東シナ海。沿岸浅所〜深所の岩礁域。 特徴:全長1mを超える大型種。体は褐色で、体側には7本前後の横帯があるが、老成した個体では見られなくなる。尾鰭後縁部…

メゴチ

メゴチ【目鯒】 分類:スズキ目カサゴ亜目コチ亜目コチ科メゴチ属 分布:相模湾〜九州の太平洋岸、新潟県以南 特徴:20cm前後になる。目の虹彩皮膜の上片は樹枝状ではなく単純で複雑に分岐しない。眼下骨隆起線上の棘は4本以上。後頭部の隆起線上は鋸歯状。…

マナガツオ

マナガツオ【真名鰹】 分類:スズキ目イボダイ亜目マナガツオ科マナガツオ属 分布:北緯33度以南、南日本、東シナ海 特徴:腹鰭がなく、背鰭と臀鰭は前部の軟条が著しく伸長し、鎌状である。後頭部に波状リッジ(体の側線の始点付近にある皺)があり、その領域…